2007年11月25日日曜日

Newyork Tim hawkinson




2005年新年ニューヨークにて。Tim Hawkinson展は会場であるWhitney museumを飛び出しミッドタウンのビルのアトリウムにも出現した。hawkinsonのモチーフには器官らしきものが多く観られる。しかも機械仕掛けで不器用な動きを伴い子供たちはおおいに喜ぶことだろう。現実の器官たとえば心臓や胃袋等々は内部で高度な働きで支えているものだ。それにしては作品は明らかに稚拙なつくりでヘタウマ感が大いに漂う。
 日常生活を送っている限りは人間の内部はブラックボックスであって自分の臓器や血管や胃袋を白日の下に晒す機会などない。あってもせいぜいレントゲン写真か胃カメラの映像くらいがせいぜいだろう。
作品のスケール感が大きいのでWhitneyの展示ではまさに人体に収められた器官のごとくぎゅうぎゅう詰めであった。周知のように人間の胃袋にしても取り出してみればその長さは何kmにも及ぶ。ここのアトリウムでは器官は伸び伸びと謳歌しその様は実に爽快であった。続く。。。。。。

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