2008年1月20日日曜日
Shanghai 新天地
新天地は北側と南側の二つのレンガ色の街区によって構成される。そのたたずまいは旧租界の雰囲気だ。ちょうど二つを隔てる道沿いに街区に溶け込んでいるがしかし他に比べて商売気のない雰囲気が漂う建物がある。
入り口に目をやると看板に共産党の文字が躍る。共産党関連の施設であることがただちに知れる。
ガイドブックによると未遂に終わったが1921年中国共産党の最初の党大会が企てられた場所であり現在中国共産党発祥の地という位置づけであるという。スターバックやレストランやブランドショップが立ち並ぶがここはただの一テナントではない。
昔教室のスライドで見た著名な建築家による住宅のプレゼンテーションを思い出した。ルコルビュジェのプレゼンだ。施主に頼まれたのは単体の一つの住宅のなのだが対象の敷地の前後左右見渡す限り等間隔に同じ住宅を建設したいという未来図だ。少なからず衝撃的を受けた。それは建築家は施主のためにいるのでなく同時に大きな社会性を帯びた職業であるということが暗示されているように思えた。。。。続く
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿